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ジュネーブにある国連ヨーロッパ本部で今週から開かれているNPTの準備委員会の会合は、5日目の27日、午前中の協議を終えたあと、いったん休会となりました。


これについて、議長を務めるポーランドのブガイスキー大使はNHKの取材に対し、「南北首脳会談を受けて、多くの国の代表が本国と情勢を分析する必要があったのだろう」と述べ、複数の国から休会を求める申し出があったことを明らかにしました。


そのうえで、NPTから一方的に脱退を表明している北朝鮮について、「多くの国は北朝鮮がNPTに復帰することを求めている。政治的な意思があれば復帰に向けた手続きを検討する用意がある」と述べ、北朝鮮がNPTに復帰する意思を示せば速やかに対応を検討する考えを明らかにしました。


外交筋によりますと、各国の間では、NPTで核兵器保有が認められていない北朝鮮が復帰を求めてきた場合にオブザーバーとしての地位を認めるかどうかなど、水面下の議論が始まっているということです。