北朝鮮 韓国の取材団名簿 受け付けず #nhk_news https://t.co/eR8cs5aHfz
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年5月21日
北朝鮮は、北東部ハムギョン(咸鏡)北道のプンゲリ(豊渓里)にある核実験場について、23日から25日の間に、坑道を爆破するなどして廃棄し、アメリカなどの報道機関に作業を公開するとしています。
現地入りするアメリカメディアなどの記者たちは、21日、中国・北京の北朝鮮大使館を訪れて入国ビザの発給を受け、報道陣は22日、北京から空路、北朝鮮に向かう見通しです。
北朝鮮の動向を分析しているアメリカの研究グループによりますと、今月15日に撮影された核実験場の衛星写真を分析した結果、坑道付近に足場のようなものが新たに設置されたことが確認され、報道陣が直接作業を確認できるようにするための準備ではないかと指摘しています。
一方、韓国統一省は、北朝鮮が核実験場廃棄の公開で受け入れるとしていた韓国からの取材団について、今月18日に続いて21日も、名簿を受け付けなかったことを明らかにしました。
北朝鮮は、韓国軍とアメリカ軍による定例の共同訓練を理由に、今月16日に予定されていた南北の閣僚級会談を一方的に中止するなど、韓国を非難する姿勢を強めていて、名簿を受け付けないのは韓国に対する揺さぶりの一環と見られます。