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アメリカ・エネルギー省が所管するローレンス・リバモア国立研究所は、西部ネバダ州の核実験場でことし2月に臨界前核実験を行ったことを先週、明らかにしました。

これに対して北朝鮮外務省は29日夜談話を発表し、アメリカは表ではわれわれに対話を呼びかけているが、力に頼った問題解決を追求していることをみずからさらけだした。首脳会談での合意を眼中にも置かず、力でわれわれに襲いかかろうとする野望は全く変わっていないことをはっきりと示した」と主張しました。

さらに、「雲が頻繁にあらわれれば雨が降るように、みずからの敵対的な行為が不安定な朝鮮半島情勢の緊張を増加させていることを肝に銘じるがいい」と批判するとともに、「力の使用はアメリカの独占物ではない」とけん制しました。

談話はまた、アメリカが北朝鮮に対して最大限の圧力を加えようとする戦略を変えていないと訴え、不満をあわらにしています。

アメリ国務省は29日、北朝鮮問題を担当するビーガン特別代表が今月31日から来月2日にかけてシンガポールを訪れ、アジア安全保障会議に出席すると発表しました。

また滞在中、外務省の金杉アジア大洋州局長と韓国外務省のイ・ドフン(李度勲)朝鮮半島平和交渉本部長と協議を行って、北朝鮮の完全な非核化に向けた協力について意見を交わすとしています。

シンガポールで行われた初めての米朝首脳会談から来月で1年となりますが、北朝鮮は、経済制裁を解除しないアメリカに反発を強め、非核化に向けた協議に応じず、今月には短距離弾道ミサイルを発射しました。

ただ、トランプ大統領は、安倍総理大臣との首脳会談で、短距離弾道ミサイルについては問題視せず、制裁を維持しながら対話で非核化を目指すと強調していて、ビーガン特別代表は、引き続き日本と韓国と緊密に連携していくことを確認する方針です。

韓国では今月上旬に行われた米韓首脳の電話会談の未公表部分をワシントンに駐在する外交官が最大野党の議員に漏らし、この議員によって首脳のやり取りが暴露されました。

韓国外務省は30日、懲戒委員会を開き外交機密の漏えいにあたるとして外交官を懲戒免職とし、情報管理を徹底していなかったとして別の外務省職員1人についても、減給3か月とすることを明らかにしました。

また、韓国外務省は、外交機密を漏えいした外交官とこれに関わった野党議員を刑事告発することにしています。

外交官が漏らした電話会談の内容はムン・ジェイン文在寅)大統領が「今月下旬、日本を訪問したあと、少しでも韓国を訪れてほしい」と求め、トランプ大統領が「興味深い提案だ」と応じたとされるやり取りです。

ムン大統領は29日、この件に初めて言及し国民の知る権利だと主張する野党に対して「常識を守ってもらいたい」と反論する一方、外交機密の漏えいについては「国民におわび申し上げる」と謝罪する事態となっています。

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