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森友学園への国有地の売却で、財務省は28日の衆議院予算委員会で、大阪航空局がごみの撤去費用を6億円台後半と見積もったのに対して、近畿財務局がごみを撤去する範囲を校舎のほかグラウンドの一部も含め費用を増やすよう求めていたことを明らかにしました。


これについて麻生副総理兼財務大臣は29日の閣議のあと記者団に「建物以外の土地についても、あとからゴミが出たとクレームがつくという状況を考え、あらかじめきちんとやっておかねばならないということを申し上げたんだと思う」と述べ、近畿財務局がごみの撤去費用の増額を求めていたことを改めて認めました。


そのうえで、記者団が「手続きは正当だったと思うか」とただしたのに対して、麻生副総理は「思います」と述べ、ごみを撤去する範囲の拡大を提案した近畿財務局の対応に問題はなかったという認識を示しました。


29日の委員会では議員から、財務省が決裁文書の「改ざん」を「書き換え」と表現していることはおかしいのではないかという指摘がでました。


これに対して麻生副総理は「書き換えられた文書の内容を見るかぎり、バツをマルにしたとか、黒を白にしたとかいう改ざんのような悪質なものではないのではないか」と述べました。


ただ、その直後に「いずれにしても行政文書の書き換えは極めてゆゆしき話で、小さな話であろうと大きな話であろうと決裁が下りた文書を書き換えるのはありうべきことではなく、深くおわびを申し上げる」とも述べ、改めて陳謝しました。


また財務省が国会に提出した交渉記録に、学園側が安倍総理大臣の妻の昭恵氏の写真を近畿財務局に示して交渉の前進を迫ったとされる平成26年4月28日の記録がなぜないのか、という質問に、太田理財局長は「記録を作らなかったのかというと、それはそんなことはないと当時の担当者に確認している。ただ、努力はしたがどうしても4月28日の記録だけは探せなかった」と述べました。


そのうえで「担当者にどういうことを書いたか覚えているかと聞いたが、やり取りの主要な部分は書き換え前の決裁文書に載っているということだった」と述べました。


この答弁に対して、野党などから一斉に批判の声が上がりました。午後に開かれた参議院の財政金融委員会で改めて認識を問われ、麻生副総理は「この話は信頼性を失うというのが大きなところで、白を白に変えてもダメなときはダメだ。動機は悪質でなくとも結果として与えた影響は極めて大きかった」と述べ、午前中の答弁を事実上修正しました。


また、さきに国会に提出した900ページを超える学園側との交渉記録について、決裁文書と同じように改ざんされているのではないかという指摘に対し、財務省の太田理財局長は「われわれとしては、そんなことはないと思っている」と述べつつも、交渉記録についても改ざんがなかったか、調査する考えを示しました。

変造 - Wikipedia

真正に成立した物であっても、本質的な部分を越える改変であって全く異なる価値を作り出したと評価される場合は変造ではなく偽造に該当すると説明される。

文書偽造の罪 - Wikipedia

文書偽造罪が処罰されるのは、文書には一般的に社会的信用性が認められるところ、これを保護することが社会生活上必要であるとの判断があるからである。


加計学園愛媛県今治市での獣医学部新設をめぐり、愛媛県が今月、国会に提出した内部文書には、学園側からの報告として、今治市が国家戦略特区に提案する以前の平成27年2月25日に加計理事長と安倍総理大臣と面会し、獣医学部の構想を説明したなどと記載されています。


安倍総理大臣は、文書に記載された日に面会はしていないとして文書の内容を否定しています。


これについて加計学園側は「当時の担当者が、実際にはなかった総理と理事長の面会を引き合いに出し、県と今治市に誤った情報を与えてしまったように思う」というコメントを出し、面会について否定しました。


今治市の菅良二市長は29日の会見で「学園も勢い余ったのかと思う。とにかく一生懸命だった。何かメリハリのあることを言って、地元である私たちのモチベーションをしっかり上げたいという気持ちがあったのだろう」と述べました。


そのうえで、市としてできるだけ早く学園に事実関係を確認する考えを示しました。

#政界再編#二大政党制