シリア アサド大統領 米支援のクルド地域取り戻すと警告 #nhk_news https://t.co/mwcDuP3qQJ
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年5月31日
シリアの内戦で、ロシアやイランの支援を受けるアサド政権は、先週までに首都ダマスカス近郊にあった反政府勢力と過激派組織IS=イスラミックステートの支配地域をすべて奪い返し、圧倒的に優位に立っています。
こうした中、シリア国営テレビは31日、ロシアのメディアによるアサド大統領のインタビューを放送しました。
この中で、アサド大統領は、アメリカの支援を受けるクルド人主体の部隊が支配する北東部の地域について、「交渉が第一の選択肢だが、応じないのであれば武力を用いて解放する。アメリカ軍がいようがいまいが、それしか選択肢はない」と警告し、アメリカ軍の撤退を要求しました。
また、イスラエルが、イランはシリアに軍事拠点を築いているとして越境攻撃を繰り返していることについて、「シリアにイランの軍隊はいない」と述べ、イスラエルの主張はうそだと非難しました。
そのうえで、イスラエルの攻撃を防ぐために防空能力の向上に努めていると強調しました。