「「表現読み道とは自己発見である」――朗読インストラクター渡辺知明氏の、きょうのお言葉であった。」というツイートを発見した。だが、私は「朗読インストラクター」ではない。表現よみの理論家であり実践者である。私が「表現よみ道」と唱えるのは、あらゆる文化の本質が「道」の探究だからなのだ。
— 渡辺知明 (@WATANABE_tomo) 2018年8月4日
ニーチェ『この人を見よ』のサブタイトルには「人はいかにして自分が本来あるところのものになるか」とある。私たちは生まれてからずっと他人向けの余所行きの声を強いられてきた。朗読といったら他人に伝えるための声の訓練なのである。自分自身と語る内言の声がないからリアルな表現ができないのだ。
— 渡辺知明 (@WATANABE_tomo) 2018年8月4日