イラン 革命防衛隊がペルシャ湾で軍事演習 米へのけん制か #nhk_news https://t.co/GoelnjZ7z2
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月5日
イランの精鋭部隊、革命防衛隊は5日、ペルシャ湾で年に一度の演習を実施したと発表しました。
演習の目的について、革命防衛隊のジャファリ司令官は「ペルシャ湾のホルムズ海峡の安全を保障するとともに、敵の脅威や冒険主義に備えるためだ」と述べ、原油の主要な輸送路であるホルムズ海峡の周辺で演習を行ったことを示唆し、圧力を強めるアメリカを警告しました。
演習の規模については明らかにされていませんが、これに先立って、アメリカの主要メディアは、政府当局者の話として、50隻以上の小型の艦艇が参加し、ホルムズ海峡を封鎖する能力があることを見せつける狙いがあるという見方を伝えていました。
アメリカのトランプ政権は、7日からイランの自動車産業などに対する制裁を発動するほか、ことし11月以降は、原油にも制裁の対象を広げる予定で、圧力を強めています。
これに対し、イラン側は、ホルムズ海峡を封鎖することも示唆しており、軍事演習を行ったと発表したことで、アメリカを改めてけん制する狙いとみられ、両国の緊張が一層高まることが懸念されます。