ロシア 北極圏のLNG生産プラント 2倍に拡張 #nhk_news https://t.co/lXiACABIB4
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年8月9日
ロシアの大手ガス会社「ノバテク」は、フランスや中国の企業とともに、北極圏のヤマル半島にLNGの生産プラントを建設し、去年12月から輸出を始めています。
これまで1本だった生産ラインを2本に増やす工事が終わり、9日にはミヘルソン社長がみずから、LNGを専用の運搬船に積み込むよう指示を出し、新たな設備の完成を祝いました。
ヤマル半島は、冬の気温が氷点下60度近くまで下がる過酷な自然環境で知られていますが、天然ガスの埋蔵量が豊富で、北極海航路を利用すると日本を含むアジアの国々まで販路を拡大できる有望な輸出基地になるとして、注目を集めています。
「ノバテク」は、現在、北極圏のギダン半島で2つめのプラントの建設計画を進めていて、アジア向けの輸出拡大に力を入れています。
ミヘルソン社長は、NHKのインタビューに対し、「日本の企業は、LNGを扱う経験と能力を持っている。ぜひパートナーとしてお会いしたい」と述べ、プラントの建設や運営など事業への参加を呼びかけました。