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インドが1947年にイギリスから独立して71年になる15日、首都ニューデリーで記念の式典が行われ、モディ首相が国民に向けた演説を行いました。


この中でモディ首相は、2014年に政権の座についてからの4年間について「インドのリスクを懸念していた世界の経済界が、今や改革による経済の力強さを高く評価している」と述べ、簡素化した新税の導入や積極的な外資の誘致などの経済政策の成果を強調しました。


そして「眠っていた象が起き上がって動きだし、ついに走り出したと世界が驚いている」と述べて、ことしフランスを抜いて世界第6位の経済大国になったことをアピールし、今後、世界経済の原動力になる決意を表明しました。


そのうえで、独立から75年を迎える2022年までに、人口の6割を占め内需拡大のカギを握る農家の所得を倍増させる計画や、有人宇宙飛行を実現させるなどの目標を掲げ、政権2期目に向けた意欲を示しました。


モディ首相の任期は残り1年を切っていて、来年5月にも予定される総選挙で政権に対する国民の審判が下されることになります。