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アメリカ、メキシコ、それにカナダの3か国が加盟するNAFTAをめぐっては、トランプ政権が、雇用が奪われているなどとして見直しを主張し、去年8月から再交渉が続いています。


しかし、3か国の協議では、意見の隔たりが解消されず、アメリカはまず、メキシコとの2国間の協議を先行させて、自動車分野の関税をゼロにする条件などについて詰めの交渉を行っています。


これについて、トランプ大統領は25日、ツイッターに、「メキシコとの大きな貿易の合意が近くまとまる可能性がある」と書き込み協議の進展に自信を示しました。


トランプ政権としては、メキシコと折り合いをつけたうえでカナダにも合意を迫り、秋の中間選挙を前に、貿易赤字の削減に向けたNAFTAの見直しで成果をあげたい考えです。


日本企業の間でも関税がゼロでアメリカへ輸出できるとして、製造コストが低いメキシコへの進出が相次いでいることから、多くの企業が再交渉の行方に神経をとがらせています。