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トランプ大統領は7日、遊説先の中西部ノースダコタ州に向かう大統領専用機「エアフォースワン」の機内で同行の記者団に対し、北朝鮮のキム委員長からみずからに宛てた書簡が近く届く予定だと明らかにしました。


そのうえで「前向きな書簡だろう」と述べ、非核化に向けた交渉が進展することに期待を示しました。


また、キム委員長がトランプ大統領の1期目の任期が終わるまでに非核化を実現できればよいという考えを示したとされることについて「北朝鮮側からのことばとしてこれまでで最も前向きなものだ」と述べ、評価しました。


トランプ大統領としては2か月後に控えた中間選挙をにらみ、米朝首脳会談によってキム委員長と良好な関係を築いているとして、みずからの実績だとアピールする狙いがあるとみられます。


ただトランプ大統領は先月、ポンペイ国務長官北朝鮮訪問を急きょ延期させる指示を出していて、その背景には北朝鮮側から好戦的な内容の書簡を受け取ったことがあると伝えられるなど、非核化に向けた交渉は難航しています。

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国連安保理は、核とミサイル開発を続けてきた北朝鮮に制裁を科す決議を採択していて、制裁委員会の専門家パネルはその実施状況をまとめた報告書を年に2回、公表しています。


公表には安保理の了承が必要ですが、関係者によりますと、最新の報告書の内容にロシアと中国が異議を申し立て、提出から1週間たった7日も公表できず、来週以降に持ち越される見通しになりました。


この報告書は、ロシアと中国を含む常任理事国と日本などの合わせて8か国の専門家が議論や調整を行って作成し、先月末、安保理に提出したもので、1週間以上、公表できないのは異例のことです。


ロシアのネベンジャ国連大使は、6日、記者団に「報告書にはロシアの懸念が盛り込まれていない」と述べ、公表を了承していないことを認めましたが、具体的な理由は明らかにしていません。


ロシアと中国は、北朝鮮が制裁対象になっている石油精製品をひそかに海上輸送しているとして、アメリカが対象の船を入港禁止にするよう各国に通知すべきだと提案した際も、情報が足りないとして反対しています。


報告書には、制裁違反などを指摘して勧告を行う役割があることから、制裁の着実な実施に向けてマイナスの影響が出ることが懸念されます。


このイベントは、北朝鮮が9日、建国70年の記念日を迎えることに加えて、来月には旧ソビエトと国交を樹立して70年になることから、北朝鮮政府が企画したものです。


ロシア極東のウラジオストク中心部の広場にブースが設けられ、朝鮮にんじんを使ったお茶や菓子といった食品をはじめ、化粧品や民芸品など、100種類余りの商品が販売されていて、地元のロシア人や観光で訪れている韓国人などが買い求めていました。


会場に来ていた北朝鮮の当局者は、「アメリカの制裁の影響で経済は厳しい状況だが、ロシアと力を合わせてアメリカと競争できる」と話し、ロシアとの経済協力拡大に期待を示していました。


このイベントは、8日から今月11日まで開かれますが、11日からは、ウラジオストクでロシア政府が主催する国際会議「東方経済フォーラム」が開催され、プーチン大統領安倍総理大臣、それに中国の習近平国家主席など各国の首脳や経済界の代表が集まります。


それだけに北朝鮮としては、経済再建に集中していると強調し、ロシアとともに、国連安全保障理事会による制裁を緩和するようアピールする思惑があるとみられます。