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ニューヨークの連邦地検は8日、ロシア人ビジネスマンが関わる資金洗浄の捜査をめぐり、ロシア人弁護士のナタリア・ベセルニツカヤ容疑者を司法妨害の疑いで訴追したことを明らかにしました。

訴状によりますと、ロシア人ビジネスマンの法律顧問を務めていたベセルニツカヤ弁護士は、2014年に捜査への対応をめぐって、ロシアの検察当局の高官と連絡を取り合っていたことを故意に隠した疑いがあるということです。

ベセルニツカヤ弁護士は2016年のアメリカ大統領選挙で、民主党クリントン氏に不利になる情報を提供するとロシア側から持ちかけられたトランプ大統領の長男のジュニア氏と、選挙期間中に面会したことが明らかになっています。

面会についてベセルニツカヤ弁護士は「自分はロシア政府の代表ではない」として、ロシア政府との関係を否定しています。

しかし、アメリカのメディアは今回の訴追は、ベセルニツカヤ弁護士とロシア政府との関係の深さを示すものだと伝えていて、いわゆる「ロシア疑惑」の捜査へと発展するのか注目が集まっています。