米下院議長 トランプ大統領に29日の一般教書演説延期を提案 #nhk_news https://t.co/r5sBUoiZhg
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年1月17日
アメリカではメキシコとの国境沿いの壁の建設費をめぐってトランプ大統領と野党・民主党が対立して新たな予算が成立せず、過去最長となる政府機関の一部閉鎖が続いています。
民主党のペロシ下院議長は16日、トランプ大統領に宛てた書簡で「政府が閉鎖されているさなかに一般教書演説が行われたことはない」と述べ、今月29日に予定されていた一般教書演説が行える状況にはないと指摘しました。そのうえでペロシ議長は、今週中に政府機関が再開しなければ、演説の日程を延期するか、書面での所信表明にとどめるのかを判断するようトランプ大統領に提案しました。
一般教書演説は、全米に向けてテレビなどで生中継され、大統領にとっては今後1年の施政方針を国民に訴えるための大舞台です。今回のペロシ議長の提案には、演説の日程と引き換えに大統領に公約でもある壁の建設を断念するよう迫り、政府機関の再開を図ろうというねらいがあるとみられ、トランプ大統領の対応が注目されます。