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ベネズエラでは、今月、独裁体制をとるマドゥーロ大統領に反発するグアイド国会議長が、暫定大統領に就任すると宣言しました。さらに、反政府デモに対して治安部隊が発砲して20人以上が死亡するなど、混乱が続いています。

こうした事態を受けて、26日、国連安保理ではアメリカなどの要請に基づいてベネズエラ情勢について会合が開かれました。この中で、国連のディカルロ事務次長は、マドゥーロ大統領は去年5月に実施した選挙で勝利を宣言したが、野党は結果を認めていないとして、この選挙が混乱に拍車をかけているという認識を示しました。

続いて、アメリカのポンペイ国務長官が「失政と抑圧と腐敗で国民の夢を奪っている」とマドゥーロ政権を批判したうえで、「どちらにつくか選ぶ時だ」と述べて、グアイド国会議長を暫定大統領として認めるよう各国に訴えました。

また、ヨーロッパ南米諸国からも公平な大統領選挙を実施すべきだという意見が出されました。

これに対して、ベネズエラと関係の深い中国、ロシア、それに南アフリカインドネシアなどは「ベネズエラは国際社会の脅威ではなく、内政干渉すべきでない」と反対したうえで、マドゥーロ政権による政治対話を見守るべきだなどと主張し、安保理として結束することはできませんでした。

国連の安全保障理事会ベネズエラをめぐる会合が開かれ、アメリカなどが、マドゥーロ大統領を批判したことに対して、アレアサ外相は「ベネズエラはいつでも対話の窓口は開いている。しかし、いかなる国の干渉受けない」と反論しました。

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