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ベネズエラでは食料品や医薬品などが不足しているとして、アメリカなどが人道支援物資を運び込もうとしていますが、マドゥーロ大統領はコロンビアとの国境沿いにある橋を封鎖するなどして、これを阻止しています。

アメリカから支援を受けるグアイド国会議長の反政府側は人海戦術で支援物資を運び入れようと、インターネットを通じてボランティアを100万人募集する運動を始め、18日までに70万人の応募があったとしています。

これに対して、中国やロシアなどの支持を受けるマドゥーロ政権はボランティアを募集するサイトを閉鎖する構えを見せています。

反政府側は国境付近にボランティアを集結させて支援物資を運び入れる計画ですが、軍や警察は依然マドゥーロ政権側が掌握しており、双方の緊張が高まっています。



ベネズエラでは、暫定大統領の就任を宣言したグアイド国会議長を欧米が支持する一方、反米左派のマドゥーロ大統領は中国やロシアの支持を受けていて、対立が深まっています。

トランプ大統領は、南部フロリダ州で、18日、ベネズエラ情勢について演説し、「われわれは平和的な政権移行を求めているが、すべての選択肢が存在する」と述べ、マドゥーロ大統領の速やかな退陣を求めました。

そのうえでマドゥーロ政権を今も支える軍部に対して「引き続き政権を支える選択をするなら安全はなくなり、脱出できずにすべてを失うだろう」と警告し、政権からの離反を迫りました。

さらに、トランプ大統領は、マドゥーロ大統領をキューバの手先と主張したうえで、ベネズエラキューバニカラグアの3か国を社会主義独裁政権と非難し、「中南米から社会主義が消える日は近い」と訴えました。

トランプ大統領としては、来年の大統領選挙に向けて重要な州のフロリダ州ベネズエラからの移民などを招いて強硬な姿勢を示すことで、中南米の左派政権から逃れたヒスパニック系の支持につなげたい思惑もあるものとみられます。

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