https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

アメリカのトランプ大統領は、3日放送されたCBSテレビのインタビューで、南米のベネズエラ情勢について答えました。

ベネズエラでは、独裁を続けるマドゥーロ大統領に反発するグアイド国会議長が先月、暫定大統領になると宣言し、アメリカはこれを支持していますが、中国とロシアはマドゥーロ政権を支持し、混乱が広がっています。

トランプ大統領は、マドゥーロ大統領から数か月前に会談を持ちかけられたものの、これを拒否したことを明らかにしたうえで、今もマドゥーロ大統領と話し合う考えはないことを強調しました。

また、ベネズエラアメリカ軍の兵士を派遣することについて問われると、「選択肢の1つだ」と述べました。

トランプ政権はこれまでも、反米路線を強めるマドゥーロ大統領の退陣に向けた軍事的な介入も排除しない考えを示していますが、アメリカが実際に兵士の派遣に踏み切れば、中国やロシアとの対立が深まり、混乱が激化するのは避けられない情勢です。

南米のベネズエラでは、独裁を続けるマドゥーロ大統領に反発するグアイド国会議長が先月、暫定大統領に就任すると宣言し、これを支持するアメリカと、マドゥーロ大統領を支持する中国とロシアが対立するなど、国際社会を巻き込んで混乱が広がっています。

グアイド国会議長ら反政府側を主に支持するブラジルやアルゼンチンなど中南米の14か国は4日、カナダの首都オタワで緊急会合を開きます。

グアイド国会議長は、10万人以上が参加して2日に行われた大規模な反政府デモで、支持者を前に、国内の物資不足に対応するため、ブラジルやコロンビアから食料や医薬品を受け取る計画があることを明らかにしています。

緊急会合では、物資の供給など反政府側への支援策が話し合われるとみられます。

ただ、メキシコなど会合に参加する国の中には、中立的な立場を守るべきだとして、反政府側への支援に慎重な姿勢の国もあり、具体的な内容がまとまるかは不透明です。

南米のベネズエラでは、独裁を続けるマドゥーロ大統領に反発し、暫定大統領への就任を表明したグアイド国会議長がアメリカの支援を受ける一方で、中国やロシアがマドゥーロ大統領を支持し、国際社会を巻き込んで混乱が広がっています。

こうした中、マドゥーロ大統領は3日までにスペインのテレビのインタビューに応じベネズエラには1人の大統領しかいない。もう1人いるというのは幻だ」と述べました。

そのうえで、ヨーロッパなどが求める大統領選挙のやり直しについて「去年5月に正式な選挙を終えている。ベネズエラは独立国家であり、いかなる国の干渉も受けない」として拒否する考えを示しました。

また、アメリカについてはベネズエライラクリビアのようにしようとしている。もし攻めてきたら、ベネズエラを守らなければならない」と述べて、軍事的な介入も排除しない考えを示すトランプ大統領をけん制しました。

一方、グアイド国会議長に対し「外国の操り人形となって国を破壊することはやめるべきだ」と述べて、今後、法律に基づいて処分されるという見通しを示しました。

マドゥーロ大統領は強気の姿勢を崩していませんが、ベネズエラでは、グアイド国会議長が今月12日にも大規模な反政府デモを呼びかけていて、混乱が広がっています。

d1021.hatenadiary.jp