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ベネズエラでは、反米路線の独裁を続けるマドゥーロ政権に対抗して、欧米の支持を受けるグアイド国会議長が暫定大統領を宣言して政治・経済の混乱が続いています。

こうした中、ベネズエラのアリアサ外相が、先月に続いて、ニューヨークの国連本部を訪れ、12日、記者会見を開きました。

冒頭、アリアサ外相は今回の訪問中、アメリカと対立するイランの国連代表部が主催したイスラム革命40年の記念式典や非同盟諸国会議の会合に出席して、各国の大使やグテーレス事務総長と会談したことを明らかにしました。

そのうえでベネズエラは国連と国際協調主義を信じている」と述べ、国連をはじめ、多くの国がマドゥーロ政権を支持していると強調しました。

一方、アリアサ外相は、今週中に首都カラカスにある国連事務所との間で今後の国連との協力について協議することを明らかにしましたが、人道支援については深く話し合っていない」と述べ、300万人以上が食糧や医薬品の不足などから国外に逃れるという人道危機が起きているものの国際社会からの支援は拒む姿勢を崩しませんでした。

マドゥーロ政権を支持するロシアのネベンジャ国連大使は、12日夕方、記者団から、ベネズエラ情勢について問われ「人道危機ではない。生活物資が必要かどうかはベネズエラ自身が決めることだ」と述べ、欧米をけん制しました。

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