ベネズエラ 反政府側支持各国との中立諸国 大統領選実現へ協力 #nhk_news https://t.co/aeXz69Gp7m
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年6月3日
ベネズエラではロシアや中国が支持するマドゥーロ大統領と、アメリカの支援を受けて暫定大統領への就任を宣言したグアイド国会議長が対立し、国際社会を巻き込んで混乱が広がっています。
3日、グアイド国会議長が率いる反政府側を支持するカナダやチリ、それにペルーの外相と、中立的な立場を取るポルトガルやウルグアイの外相とEU=ヨーロッパ連合の上級代表がニューヨークの国連本部に集まり、非公開で会合を開きました。
会合のあと記者会見を開いたペルーのポポリシオ外相は「自由で公正な選挙の実施に向けて協力していくことでまとまった」と述べ、政情不安を解決するため、改めて大統領選挙が行われるよう各国が連携することで一致したことを明らかにしました。一方で、マドゥーロ大統領は、去年再選されたばかりだとして選挙をやり直す考えはないとしていて、先行きは依然、不透明です。
会合で議長を務めたサウジアラビアのファリハエネルギー産業鉱物資源相は記者会見で、「ベネズエラの政情不安やイラン制裁の影響など供給面の先行きが極めて不透明だ。需要面にも不確実な点がある」と述べて、減産の見直しには慎重に対応していく姿勢を見せました。