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このコンサートは、イギリスの実業家がベネズエラ人道支援物資を届けることを計画している反政府側を支援するために開いたものです。

22日、ベネズエラとの国境を接するコロンビアの都市ククタで開かれたコンサートには、中南米の有名な歌手30人以上が参加し、ベネズエラの反政府側への寄付などを呼びかけました。

主催者によりますと、会場には延べ30万人が詰めかけ、「ベネズエラは自由だ」などと叫んだり、音楽に聴き入ったりしていました。

一方、国境のベネズエラ側では、外国からの支援物資の受け入れに反対するコンサートが開かれ、マドゥーロ政権によりますと、歌手150人が参加したということです。

反政府側は、23日から、ベネズエラ人道支援物資の搬入を始める計画で、国境を挟んで緊張が高まっています。

ベネズエラでは、暫定大統領への就任を宣言し、アメリカの支援を受けるグアイド国会議長が、外国からの人道支援物資の搬入を23日に始めるとしていて、それを阻止しようとするマドゥーロ政権との間で緊張が高まっています。

地元メディアによりますと、ブラジルとの国境に近いベネズエラ南部のボリバル州で22日、国境沿いに配備されたベネズエラ軍の兵士が、アメリカなどからの人道支援物資を受け入れるよう訴えていた住民に発砲しました。

当時の詳しい状況は分かっていませんが、2人が死亡したほか、20人以上がけがをしたと言うことです。

ベネズエラのマドゥーロ大統領は、「アメリカが人道支援物資を名目に軍事侵攻しようとしている」と主張して物資の受け入れを拒否する構えを崩しておらず、23日の物資の搬入に向け緊張が高まっています。

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