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FRBのパウエル議長は26日、議会上院の銀行委員会で、金融政策などについて証言しました。

この中で、パウエル議長は「アメリカ経済の現状は健全で、先行きも良好だ」と述べ、景気の先行きに楽観的な見通しを示しました。

ただ、「この数か月間でいくつかの逆風に直面した。特に中国やヨーロッパの経済が減速した。さらに米中の貿易交渉の行方など政府の政策をめぐって不確実性が増している」と述べ、米中の貿易摩擦などによる経済への影響に警戒感を示しました。

そのうえで、パウエル議長は、今後の金融政策は、経済指標や景気の見通ししだいだとして、当面利上げを急がない考えを強調しました。

また、金融を引き締めていくこれまでの政策を修正する姿勢を鮮明にし、FRB保有する、手持ちの国債などを少しずつ減らしていく政策についても終了する適切な時期など詳細を詰めていると述べました。