https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

来年のアメリカ大統領選挙に向けた動向が注目されている民主党のバイデン前副大統領が演説を行い、トランプ大統領を厳しく非難したうえで「今こそ立ち上がる時だ」と呼びかけ、立候補に意欲を示しました。

民主党ジョー・バイデン前副大統領は16日、地元の東部デラウェア州で党の関係者などが参加する集会に出席しました。

この中で、バイデン氏はトランプ大統領について、自分の利益のために国の分断をあおり、同盟国に背を向け、世界の独裁者を擁護していると厳しく非難しました。

そのうえで「私たちは恐怖よりも希望を、分断よりも結束を、そしてウソよりも真実を選ぶ。今こそ立ち上がる時だ」と呼びかけ、来年の大統領選挙への立候補に意欲を示しました。

また、集会では、バイデン氏が「自分は立候補している中で、ほかの誰よりも」と口を滑らせ、会場から大きな歓声があがる場面もありました。

民主党ではこれまでに10人以上が来年の大統領選挙に名乗りを上げていますが、重鎮のバイデン氏は正式には立候補を表明していないものの、オバマ政権で副大統領を務めた知名度の高さもあり、各種の世論調査でトップの支持を集めています。

サンダース氏やウォーレン氏に代表される左派の議員が民主党候補の指名を争う中、穏健派の代表格とも言われるバイデン氏が立候補を表明すれば大きく構図が変わるだけに、その動向が注目されています。