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神奈川県葉山町御用邸近くの川には、昭和43年に町が設置した赤い欄干が特徴的な長さ33メートルの「臨御橋」という橋がかかっていて、過去に両陛下も散策の際に利用された橋として親しまれてきました。

しかし、町の点検で欄干や橋脚にひび割れが多く見つかるなど、老朽化が課題になっていることから、町は改元を機に橋を架け替えることを決めました。

架け替えに必要な費用2億円は、新しい元号が発表される来月から、使いみちを示したふるさと納税などで寄付を募り、4年後をめどに架け替えを実現したいとしています。

町では、寄付をしてくれた人の名前を新しい橋などに残すことにしています。

葉山町政策課の西尾直樹係長は「財政的な理由でなかなか再建できなかったが、改元を機に寄付を募ることで、御用邸を臨む橋として皆さんに親しまれる橋となってほしいです」と話しています。

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