治安悪化のベネズエラ 大使館が食料など支援開始 #nhk_news https://t.co/3kMKb2IC10
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年3月19日
ベネズエラでは、反米路線を掲げ独裁を続けるマドゥーロ大統領と、暫定大統領への就任を宣言しアメリカの支援を受けるグアイド国会議長が対立し、混乱が続き治安も極端に悪化しています。
すでに、現地に駐在していた日本企業の関係者は全員が国外に退避し、日本人学校も閉鎖されていますが、国内には今も400人余りの日系人が暮らしていて、生活に困窮するケースも増えています。
このうち、首都カラカス近郊のスリア州マラカイボ市では、今月に入り停電が頻発し、大規模な略奪行為が起きており、50余りの日系人の家族が外出できない状態が続いています。
このため、現地の日本人会の要請を受けた日本大使館は、19日までに米やパスタなど210人分の食料と180リットルの飲料水を、カラカスから陸路で運び、供給を始めました。
トランプ大統領 ベネズエラへの軍事介入排除しない方針 #nhk_news https://t.co/ACCJW4Hzs3
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年3月19日
ベネズエラでは、反米で独裁体制を敷くマドゥーロ大統領と、暫定大統領への就任を宣言し、アメリカの支援を受けるグアイド国会議長が対立し、混乱が広がっています。
トランプ大統領は19日、ブラジルのボルソナロ大統領と会談したあとの記者会見で、ベネズエラ情勢について「アメリカは今の段階でベネズエラに対して厳しい制裁は行っておらず、必要に応じて制裁を強化していく」と述べました。
さらに、トランプ大統領は「キューバの操り人形となっているマドゥーロ大統領に軍が支援を行わないよう呼びかけている」と指摘したうえで、「すべての選択肢が検討されている」と述べ、今後アメリカ軍による軍事的な介入も排除しない方針を改めて強調しました。
一方で、ブラジルのボルソナロ大統領は、これまでベネズエラへの軍事介入には消極的な見方を示していますが、記者会見で「ベネズエラに自由と民主主義をもたらすために準備は整えている」と述べ、アメリカに協力していく姿勢を明らかにしました。
トランプ大統領としては、ブラジルとの良好な関係をアピールすることでベネズエラへの影響力を保つねらいがあるものとみられます。