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ベネズエラでは、暫定大統領への就任を宣言したグアイド国会議長がアメリカの支持を受ける一方で、マドゥーロ大統領を中国やロシアが支持し、国際社会を巻き込んだ混乱が続いています。

こうした中、マドゥーロ大統領は4日、軍事的な介入も排除しない考えを示すアメリカのトランプ政権に対し、関与をやめるよう求める手紙を政府が作成し、全国民にその手紙に署名するよう求める運動を始めると発表しました。

署名運動は6日から始めるということで、ベネズエラの各都市の主要な広場や軍事施設、学校などに署名する場所を設けるとしています。

ベネズエラでは、経済制裁を続けるアメリカへの反感も根強く、マドゥーロ大統領としては、アメリカから支援を受けるグアイド国会議長に対抗して、国民への団結を強めるねらいがあるとみられます。

ベネズエラでは、独裁を続けるマドゥーロ大統領に反発し、暫定大統領への就任を表明したグアイド国会議長が、アメリカの支援を受ける一方、中国やロシアがマドゥーロ大統領を支持し、混乱が広がっています。

カナダの首都オタワでは、日本時間の4日夜11時すぎから、ブラジルやアルゼンチンなど中南米の国々に加え、アメリカやフランスなど、合わせて21か国の代表が、ベネズエラ民主化に向けた支援策を話し合う緊急会合を開きました。

会合の冒頭で、開催を呼びかけたカナダのトルドー首相は、「独裁政権のもとで人道危機が起き、難民の数は300万人に達している」と述べ、日本円で44億円の人道支援を行うと表明しました。

そのうえで、「ベネズエラがみずから民主化を進めるために、国際社会はまとまってグアイド国会議長を支援すべきだ」と訴えました。

また、グアイド国会議長もビデオメッセージを寄せ、「いまこそ独裁政権への圧力を高め、危機を終わらせるときだ」と支援を訴えました。

一方で、中立的な立場をとるメキシコなど10以上の国と国際機関は、これとは別に7日に会議を開く予定で、国際社会を巻き込んだ動きが活発化しています。

フランスやドイツ、スペインなどヨーロッパの19か国は4日夜、共同で声明を出し、グアイド国会議長を暫定大統領として承認すると発表しました。

声明では、EU=ヨーロッパ連合の加盟各国が先月26日、早期に大統領選挙を実施するよう求めたものの、マドゥーロ大統領に応じる姿勢は見られないとしています。

そのうえで、「民主的に選ばれた国会の議長であるグアイド氏をベネズエラの暫定大統領として承認し、自由で民主的な大統領選挙の実施を支援する」としています。

ベネズエラ情勢をめぐっては、日本を訪れているドイツのメルケル首相が4日、首脳会談のあとの記者会見で「今のところ大統領選挙の実施についての発表はなく、グアイド国会議長に選挙プロセスをできるだけ早く始めるよう求める。彼が暫定大統領だ」と述べ、グアイド国会議長を暫定大統領として認めることを明らかにしています。

政治的な混乱が続く南米ベネズエラの情勢をめぐって、フランスやドイツ、スペインなどヨーロッパの9か国がマドゥーロ大統領と対立するグアイド国会議長を暫定大統領として承認すると相次いで発表しました。

このうち、日本を訪れているドイツのメルケル首相は首脳会談のあとの記者会見でベネズエラ情勢をめぐり、「今のところ大統領選挙の実施についての発表はなく、グアイド国会議長に選挙プロセスをできるだけ早く始めるよう求める。彼が暫定大統領だ」と述べ、グアイド国会議長を暫定大統領として認めることを明らかにしました。

また、ベネズエラ旧宗主国であるスペインのサンチェス首相も4日、記者会見し、「ベネズエラ国民とともに進む決意を示したい」と述べ、グアイド氏を暫定大統領として認めるとともに、早期の大統領選挙の実施を求めました。

このほか、フランスやイギリス、ポルトガルなど合わせて7か国も、相次いでグアイド氏を暫定大統領として承認することを発表しました。

ヨーロッパ各国は、ベネズエラ政府に対して大統領選挙のやり直しを求めていましたが、マドゥーロ大統領が応じない考えを明らかにしたことから、グアイド暫定大統領の承認に踏み切った形です。

ベネズエラでは、暫定大統領への就任を宣言したグアイド国会議長がアメリカの支持を受ける一方、マドゥーロ大統領を中国やロシアが支持し、国際社会を巻き込んだ混乱が続いています。

グアイド氏は4日、首都カラカスで、欧米のメディアなどに向けて記者会見を開き、「30万人のベネズエラ人が食糧不足で死にひんしている」と述べたうえで、コロンビアとの国境沿いにある都市ククタを経由して、アメリカなどからの人道支援物資を運び入れる計画を明らかにしました。

そのうえでグアイド氏は、マドゥーロ大統領を支持して国境を守っている軍に対し、物資の輸送を妨げないよう協力を求めました。

ベネズエラ国内では、食料品や医薬品などが極度に不足した状態が続いていて、今回の発表は政権の維持に大きな影響力を持つ軍や軍の関係者に、マドゥーロ大統領からの離反を促すねらいもあるとみられます。

一方のマドゥーロ大統領は、アメリカの操り人形になっているグアイド氏の絵を政府系の雑誌に掲載したうえで、「アメリカの陰謀だ」と繰り返し国民に呼びかけて、対抗する姿勢を示しています。

ベネズエラでは、独裁を続けるマドゥーロ大統領に反発し、暫定大統領への就任を表明したグアイド国会議長がアメリカの支持を受ける一方、中国やロシアがマドゥーロ大統領を支持し、混乱が広がっています。

カナダの首都オタワでは4日、ブラジルやアルゼンチンなど中南米の国々に加え、アメリカやフランスなど合わせて21か国の代表が緊急会合を開きました。

会合では、独裁政権のもとで人道危機が起きているという認識を共有したうえで、支援策や対応についてまとめた「オタワ宣言」を発表しました。宣言では、グアイド国会議長を暫定大統領として認め支援することを改めて表明するとともに、国際社会に対し直ちにベネズエラ国民に人道的支援を行うこと、それに民主主義を取り戻すための平和的な活動を支援することを求めています。

記者会見したカナダのフリーランド外相は「すでに34の国がグアイド国会議長を暫定大統領として認めている」と述べたうえで、次回、コロンビアで開く会合に、ベネズエラの正式な代表として暫定大統領の政府の担当者を招くことを明らかにしました。

一方、中立的な立場をとるメキシコなど10以上の国と国際機関は7日に別の会議を開く予定で、国際社会を巻き込んだ駆け引きが活発化しています。

ベネズエラでは、暫定大統領への就任を表明したグアイド国会議長がアメリカなどの支援を受ける一方、中国やロシアはマドゥーロ大統領を支持し、混乱が広がっています。

こうした中、マドゥーロ大統領は4日までに、イタリアのテレビのインタビューに応じ、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王に書簡を送ったことを明らかにしました。

マドゥーロ大統領は書簡の内容について、キリスト教の精神にのっとり、対話を進めるため法王に力を貸してほしいとお願いした」と述べ、反政府側との仲裁を要請したことを明らかにしました。

フランシスコ法王は、これまでもたびたび、ベネズエラの問題について仲裁する意思を示していて、マドゥーロ大統領は「よい返事を期待している」と述べ、実現に期待を示しました。

ベネズエラをめぐっては、アメリカをはじめ、フランスやドイツなど30を超える国がグアイド国会議長への支持を表明していて、独裁を続けるマドゥーロ大統領への国際的な包囲網が広がっています。

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