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両陛下は25日午後1時半すぎに、新幹線でJR京都駅に到着し、駅前に集まった大勢の人たちの歓迎に、笑顔で手を振って応えられました。

そして、午後4時半から天皇陛下の即位30年にあたって、関西の各界の代表を京都御所に招いて茶会を催されました。

茶会には地方自治体の代表のほか、兵庫県立大学の理事長を務める五百旗頭真さんや和歌山県出身の歌手の坂本冬美さんなど、学術や文化、経済の分野で活躍する人など200人余りが出席しました。

初めに兵庫県井戸敏三知事が「ご即位30年を迎えられ、誠におめでとうございます。阪神・淡路大震災では、震災直後から節目ごとに被災地をご訪問いただき、両陛下のお心遣いに深く感謝申し上げます」と述べました。

これに対し、天皇陛下は「ただいまの祝意に対し、深く感謝いたします。本日こうして茶会を催し、父祖の地であるこの京都において、皆さんとともにひとときを過ごすことを誠にうれしく思います」と述べられました。

このあと乾杯が行われ、両陛下はおよそ30分にわたって招待された人たちと和やかにことばを交わされていました。

両陛下は4日間、京都府に滞在し、26日は日帰りで奈良県橿原市を訪れ、来月30日の天皇陛下の退位を前に、神武天皇陵に参拝する儀式に臨まれます。

茶会に出席した京都仏教会理事長の有馬頼底さんは「両陛下は一人一人とお話をされていました。私は以前、有馬記念でお会いしたときの話を少し振り返って『在位30周年おめでとうございます』ということを伝えました」と話していました。

表千家千宗左家元は「お話はできませんでしたが、さまざまな人と話されている姿を見られただけでもよかったです」と話していました。

武者小路千家千宗守家元は「いろいろなことが決まって、少しほっとしているような印象を受けました。天皇陛下が即位されたときに私も家元になりましたので、自分の30年と重ねてしまいました」と話していました。

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