「アラブ諸国がイスラエルと接触断ったのは誤り」UAE閣僚 #nhk_news https://t.co/e4Rph5bzlP
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年3月28日
UAEの複数のメディアは、首都アブダビで27日に開かれた討論イベントでのガルガシュ外務担当相の発言を相次いで伝えました。
それによりますと、ガルガシュ外務担当相は「アラブ諸国がイスラエルとの接触を断った判断は、振り返れば大きな誤りだった」と述べ、パレスチナ問題の解決のためには、アラブ諸国がイスラエルと関係改善を進める必要があると訴えたということです。
発言はシリア領のゴラン高原について、アメリカのトランプ大統領がイスラエルの主権を認めたあと、UAEを含むアラブ諸国が反発を示したあとに行われています。
アラブ諸国はイスラエルと中東戦争で戦火を交え、その後、平和条約を結んだエジプトとヨルダンを除いて、今も国交がありません。
しかし、ここ数年は地域で影響力を増すイランに対抗するという共通の利益のもと急速に接近していて、今回の発言は双方の関係の改善ぶりを改めて示すものと受け止められています。