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イスラエルとUAEは今月13日、アメリカの仲介で国交の正常化に合意し、直行便の就航などを目指すとしています。

ネタニヤフ首相は17日、視察のため訪れたテルアビブの空港で記者団の取材に応じ、サウジアラビアの上空を通り、テルアビブとドバイやアブダビを結ぶ直行便の許可を得られるよう取り組んでいる」と述べ、サウジアラビア上空の通過をめぐって関係当局と交渉していることを明らかにしました。

サウジアラビアは、イスラエルと対立してきたアラブ諸国の中心的な存在で、ロイター通信などによりますと、サウジアラビア当局は2018年に就航したインドの航空会社を除き、イスラエルに乗り入れる航空機の上空通過を認めていません。

ネタニヤフ首相としてはサウジアラビア上空を通る航路が実現すれば飛行時間を大幅に短縮できる上、UAEとの国交正常化の合意について態度を示していないサウジアラビアからお墨付きを得たいという思惑もあると見られ、今後、サウジアラビアの対応が焦点となります。

イスラエルとUAEは今月13日、アメリカの仲介で国交を正常化することで合意しました。

UAEなどのアラブ諸国パレスチナをめぐる問題で、これまでイスラエルと対立するパレスチナ人を支援してきたこともあり、パレスチナ暫定自治政府は今回の合意に反発しています。

こうした中、パレスチナ暫定自治政府は17日閣議を開き、来年秋にUAEのドバイで開催される国際博覧会「ドバイ万博」への参加を見送ることを決めました。

閣議の中でシュタイエ首相は「今回の合意はイスラエルによる占領に対するアラブの総意に明らかに反し、イスラエルの入植活動を推奨するものになりかねない」と述べて非難しました。

「ドバイ万博」は中東で初めて開催される国際博覧会で、パレスチナ暫定自治政府としては、不参加を表明することで改めてイスラエルとUAEの国交正常化の合意に反対する立場を訴えたいものとみられます。

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