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最近は朝食は付けないプランでホテルを利用している。近所のコンビニで買ってきたサンドウィッチやスープを部屋で食べることが多いのだが、今日はカフェに朝ごはんを食べに行く。

カフェ「ユキ・リ」。去年の9月にオープンしたばかりのカフェだ。

あさごはん定食を注文。

土鍋で炊いたご飯も美味しいが、長ネギがトロトロの味噌汁が旨い(お替りをお願いしたかったが我慢する)。

卒業式の日に撮った写真を貼った絵ハガキ。4枚の写真から構成されていて、3枚は同じ集合写真だが、1枚は一人一人の学位記授与のときの写真(私とのツーショット)。これは東京を出る前に準備しておいた。一人一人の顔を思い浮かべながら、メッセージを書く。

松本城公園の端っこのところに来た。入ってみよう。

桜はまだ咲いていないが、梅が咲いている。この時点ではまだ新しい元号が梅に因んだものになることは知らなかった。

四柱神社に挨拶に行く。

そろそろ新元号発表の時間である。ホテルに戻り、部屋のテレビで観る。

元号は「令和」。「レイワ」と聞いて、一瞬、背筋がヒヤッとしたのは、「レイ」という音から「冷」や「霊」という字が頭に浮かんだせいである。それから、少し間を置いて、「レイナ」という名前のゼミの卒業生2人の顔が浮かんだ。

「和」は「昭和」で使われたばかりだが、よい時代だった「昭和」よもう一度という願いが込められているように思う。もちろん「戦後の昭和」ですけど。

街頭インタビューでは、若い人たちの反応は概してよいようである。それはよいことだ。「令和」は彼らの時代なのだから。ケチをつける人たちは必ずいる。でも、そういう人たちの多くは、どんな元号になってもケチをつけるだろう。「令和」と決まったのだから、それがよい時代になるようにしていこうではありませんか。

蕎麦屋「源智のそば」に入る。