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ロシア第2の都市サンクトペテルブルクで開かれた国際会議には、プーチン大統領のほか、北極圏に領土を持つフィンランドアイスランドの大統領が出席しました。

この中でプーチン大統領は、北極海航路を通るロシアの貨物の輸送量が、去年2000万トンに達したことや、氷を砕いて進む原子力砕氷船3隻の建造を進めていることを明らかにしたうえで、「2025年には輸送量は最大で8000万トンに拡大する」と述べ、北極海航路をさらに活用していく考えを示しました。

北極海航路は、地球温暖化で氷が減った影響で、利用しやすくなったとされていて、ロシアは北極圏のヤマル半島にLNG=液化天然ガスの生産プラントを建設し、おととしから輸出を開始するなど、北極圏の資源開発を進めています。

一方、ロシアは北極圏での軍備の増強も進めていて、懸念を深める欧米の31か国は、去年10月、ヨーロッパ北部で大規模な軍事演習を行いました。

これについてプーチン大統領は、「ロシアはあのような演習は行わない。大規模な演習はあるが、ずっと離れた東の方で実施される」と述べ、欧米の動きをけん制しました。

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