米ポンペイオ国務長官 イラクを予告なし訪問 イランけん制か #nhk_news https://t.co/g4O594tB8w
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年5月8日
アメリカのポンペイオ国務長官は7日、予定していたドイツ訪問を急きょ取りやめ、イラクの首都バグダッドを予告なしに訪問しました。
訪問の理由について、ポンペイオ長官は記者団に対し、「イランの活動がエスカレートしているという情報がある。差し迫った攻撃だ」と述べ、詳しく説明するのは避けました。
これについて、複数のアメリカメディアは、イランが短距離弾道ミサイルをペルシャ湾の艦船に移動させた可能性が高く、中東のアメリカ軍や同盟国の部隊が標的になるおそれがあると伝えています。
また、ポンペイオ長官はアブドルマハディ首相やサレハ大統領と会談し、現地のアメリカ軍などの安全に万全を期すよう求めるとともに、アメリカとしてもイラクの防衛への協力を確認したということです。
これに先立って、アメリカは中東地域に原子力空母「エイブラハム・リンカーン」を中心とする空母打撃群とB52爆撃機を派遣することも明らかにし、イランをけん制するねらいがあるものとみられます。
中東地域を管轄するアメリカ中央軍によりますと、中東には原子力空母「エイブラハム・リンカーン」に加え、空母打撃群を構成する巡洋艦と駆逐艦の合わせて6隻が派遣されているということです。さらに空軍のB52爆撃機の航空部隊も中東に展開しているということです。
アメリカ軍はこうした大規模な戦力を中東に派遣した理由について、「イランがアメリカ軍を攻撃するための準備を進めているという兆候が強まったためだ」と主張していますが、詳しい理由については明らかにしていません。
アメリカのCNNテレビなど複数のメディアが7日、関係者の話として伝えたところによりますと、イランが短距離弾道ミサイルをペルシャ湾の艦船に移動させた可能性が高いことが理由の1つだということです。
ただ、イランが弾道ミサイルを船上から発射しようとしているのか、地上のイラン軍部隊に輸送しているのかは分からないとしています。
CNNによりますと、イラクやシリアなど、中東に展開するアメリカ軍のほか、サウジアラビアやバーレーンなど同盟関係にある国の部隊も標的になるおそれがあるとみて、アメリカ軍は監視を強化しているほか、イランのミサイルの脅威に対応するため、中東に迎撃ミサイル、パトリオットの部隊を派遣することも検討しているということです。
On May 8 2018, US withdrew from #JCPOA, violated #UNSCR 2231 & pressured others—incl #E3—to do the same
— Javad Zarif (@JZarif) 2019年5月8日
After a year of patience, Iran stops measures that US has made impossible to continue
Our action is within the terms of JCPOA.
EU/E3+2 has a narrowing window to reverse this.
Substantive consultations in Russia. Convergence of views including:
— Javad Zarif (@JZarif) 2019年5月8日
JCPOA is in critical condition bec of US - and Europe's failure to uphold its obligations. EU/E3 must step up for JCPOA to survive.
Iran's choice is constructive engagement with credible *and* relevant actors pic.twitter.com/sNDlIeNBcu