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「たかはし」に行く。 定食ならここである。

今日は二重弁当を注文。

食事を終えて、その足で西荻窪に行く。

カフェで一服していこう。「FALL」の向かいにギャラリー・談話室「しみず」という店があった。「しみず」と聞けばもちろん私は「清水幾太郎」を連想する。しかも「談話」という文字から、清水が戦後深くかかわった「平和問題談話会」や、清水が学習院大学を辞めて新宿大京町のマンションの一室に設けた研究室で、「清水研究室談話会」を連想した。よほどここで一服していこうかと思ったが、今日はぜひ入ってみたいカフェが別にあった。

カフェの名前は「びあん香」。半地下にある。

ブレンドコーヒーと自家製ケーキを注文。

夕食は冷豚しゃぶ、納豆と冷奴、味噌汁、ご飯。

新玉ねぎと大葉の上に湯通しした豚肉をとのせてカツオ節かまぶしたもの。ポン酢で食べる。

深夜、明日の支度を終えて、関口良雄『昔日の客』の冒頭の一篇「正宗白鳥先生訪問記」を読む。実にいい文章だ。文章を読む楽しみを純粋に感じさせてくれる文章である。

natsuhasha.com

東京大森にあった古書店、「山王書房」の店主、
関口良雄氏がつづった、古本随筆です。

冒頭の「正宗白鳥先生訪問記」を読んで、
すっかり感動してしまいました。
それは、こんなふうに、はじまります。
今年の二月だったか、私は正宗白鳥先生の初版本二十数冊を落札した。
最初から自分の蔵書とする積りだったので、値段の高い安いは苦にならず、
入手出来た時の喜びは例えようもなかった。私はその夜枕元に正宗先生の
本を積んで寝た。その故か一晩中先生の夢を見続けた。