菅官房長官 米副大統領と会談 北朝鮮めぐる決議履行で一致 #nhk_news https://t.co/wzwNIIe7De
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年5月10日
菅官房長官は、日本時間の11日未明、ホワイトハウスを訪れ、ペンス副大統領と会談しました。
両氏は、北朝鮮が、9日、短距離弾道ミサイルを発射したことなどを受け、情報の分析や今後の対応で、両国のあらゆるレベルで連携するとともに、核やミサイルの廃棄に向けて、国連の安保理決議を完全に履行していくことで一致しました。
また菅官房長官は、拉致問題の早期解決への協力を要請し、引き続き両国で緊密に連携していくことを確認しました。
さらに会談では、アメリカ軍基地が集中する沖縄の負担軽減を図るため、在日アメリカ軍の再編を着実に進めることや、自由で開かれたインド太平洋を実現するため、協力関係を強化することなどでも一致しました。
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菅官房長官は、日本時間の11日未明、ホワイトハウスを訪れ、ペンス副大統領と会談しました。
両氏は、北朝鮮が、9日、短距離弾道ミサイルを発射したことなどを受け、情報の分析や今後の対応で、両国のあらゆるレベルで連携するとともに、核やミサイルの廃棄に向けて、国連の安保理決議を完全に履行していくことで一致しました。
また菅官房長官は、拉致問題の早期解決への協力を要請し、引き続き両国で緊密に連携していくことを確認しました。
さらに会談では、アメリカ軍基地が集中する沖縄の負担軽減を図るため、在日アメリカ軍の再編を着実に進めることや、自由で開かれたインド太平洋を実現するため、協力関係を強化することなどでも一致しました。
日朝首脳会談 前提条件付けずに実現を 菅官房長官 #nhk_news https://t.co/nC0e0VrjTl
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北朝鮮による拉致問題への国際的な関心を高めるため、日本政府が主催するシンポジウムがニューヨークで開かれ、拉致問題担当大臣を兼務する菅官房長官が基調講演を行いました。
この中で菅官房長官は「拉致問題は国の責任で主体的に取り組み解決すべき課題で、すべての拉致被害者の1日も早い帰国を実現すべく、総力をあげて最大限の努力を続けている」と述べました。
そして「拉致、核・ミサイルの諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算し、国交正常化を目指す日本政府の方針は変わらない」と述べました。
一方で北朝鮮について「天然資源と労働力があり、正しい道を歩むのであれば、明るい未来を描ける。潜在性を解き放つため助力を惜しまない」と述べました。
そのうえで菅官房長官は「わが国は、北朝鮮との相互不信の殻を破り新たなスタートを切る考えだ。安倍総理大臣も、条件を付けずにキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と直接向き合う決意だと累次の機会に述べている。まさに正念場を迎えており、あらゆるチャンスを逃すことなく果敢に行動していきたい」と述べました。
官房長官 米副大統領らと会談 北朝鮮ミサイルや拉致で連携確認 #nhk_news https://t.co/8fRBAhhSJM
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アメリカを訪れている菅官房長官は、ペンス副大統領やポンペイオ国務長官ら政府要人と相次いで会談したほか、ニューヨークで拉致問題に関する講演を行い、一連の日程を終えました。
このうち、ペンス副大統領との会談では、北朝鮮による短距離弾道ミサイルの発射は極めて遺憾だとして、核やミサイルの廃棄に向けて、国連安保理決議を完全に履行していくことで一致しました。
また、拉致問題をめぐって、菅官房長官が、前提条件を付けずに日朝首脳会談の実現を目指す方針を説明したのに対し、ペンス副大統領は「日本政府の取り組みを引き続き支持する」と応じ、早期解決に向け、緊密な連携を確認しました。
さらに菅官房長官は、アメリカと中国の貿易摩擦について、「対話を通じて建設的な解決を図ることを期待する」と伝え、両氏は日米の新たな貿易交渉を加速させることでも一致しました。
また会談では、アメリカ軍基地が集中する沖縄の負担軽減を図るため、在日アメリカ軍の再編を着実に進めることなどを確認しました。
一連の会談のあと、菅官房長官は記者団に対し、「政権の重要課題である拉致問題の解決と米軍再編の推進に向けて連携を確認することができ、大変有意義だった」と述べました。
米大統領「信頼裏切るものと考えていない」北朝鮮ミサイル #nhk_news https://t.co/6OWJkRgR47
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北朝鮮が9日に発射した飛しょう体について、アメリカ国防総省は複数の弾道ミサイルだったと分析していて、アメリカでは、北朝鮮の非核化に向けた協議の先行きに悲観的な見方が強まっています。
これについて、アメリカのトランプ大統領は10日、アメリカの政治専門サイト「ポリティコ」の電話インタビューに対し、「短距離ミサイルであり、極めて通常なものだった」と述べました。
そのうえで、「現時点では、信頼を裏切るものだとは考えていない。そう考える時があるかもしれないが、今は全く考えていない」と述べ、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長に対する信頼は変わっていないと強調しました。
トランプ大統領は、前日の9日には、「とても深刻に捉えている。誰も喜んでいない」と述べ、不快感を示していましたが、トーンを弱めた形です。
北朝鮮に対し、挑発をエスカレートさせずに対話に応じるよう求めるねらいがあるとみられ、トランプ大統領としては北朝鮮の出方を慎重に見極める考えです。