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ロシアのプーチン大統領は14日、ロシア南部のソチで、アメリカのポンペイ国務長官と会談を行いました。

このなかでプーチン大統領は、冷戦後最悪とも言われるアメリカとの関係について「私たちも本格的に関係を回復したいと考えている。そのために必要な条件は整いつつあると期待している」と述べ、関係改善に向けた強い意欲を示しました。

これに先立ってポンペイオ長官はラブロフ外相とも会談し、会見の中で「今回の会談は関係改善に向けたよいステップだ」と述べたうえで、両国が北朝鮮の非核化に向けて協力していくことで一致したことを明らかにしました。

また、核軍縮についても、中国の参加も視野に議論を続けていくということです。

そして来月のG20大阪サミットにあわせたトランプ大統領プーチン大統領の首脳会談については、ラブロフ外相が「正式な提案があれば前向きに対応する」と述べ、調整を始める考えを示しました。

両国はベネズエラ情勢やイランなどへの対応では隔たりが埋まりませんでしたが、一連の会談は、ロシア疑惑の捜査に一定の区切りがついた中で、関係改善に向けた双方の意思を印象づけるものとなりました。

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