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石川県の能登半島沖の日本の排他的経済水域にある「大和堆」と呼ばれる漁場では、数年前から初夏から冬にかけて北朝鮮イカ釣り漁船による違法操業が繰り返されています。

海上保安庁は、ことしも漁が本格化する前から現場海域での警戒活動を強化することで違法操業を抑制するねらいで、拠点となる新潟港に全国から大型巡視船を集めていて、23日にも出港する予定です。

北朝鮮の漁船の取締りをめぐっては、去年1年間に1600隻余りに排他的経済水域から出るよう警告を行い、このうち513隻は放水によって退去させました。

海上保安庁は「近年、北朝鮮の漁船は北海道の沖合まで北上するなど、操業の範囲を広げている。漁の動向などを確認しながら適切に対応したい」としています。

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