次期国連総会議長にナイジェリア国連大使 “多国間で協調” #nhk_news https://t.co/wlXk6LRiny
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年6月4日
ニューヨークの国連本部にある国連総会の議場では4日、ことし9月に開幕する第74期国連総会の議長選挙が行われ、ナイジェリアの国連大使を務めるムハマドバンデ氏が満場一致で選出されました。
ムハマドバンデ次期議長は演説で「飢餓と貧困の撲滅、教育の普及、地球温暖化対策などが優先課題になる」と述べ、来年が国連の創設から75年の節目に当たることを踏まえ、地球規模の課題の解決に向けて多国間で協調して臨む決意を示しました。
このあと、アフリカやヨーロッパなど各地域を代表して国連大使らが発言し、そのほとんどが「多国間主義」ということばを使って次期議長への期待を表明しました。
こうした中、アメリカの代表は、国連加盟国の分担金の見直しや組織運営の効率化の必要性を指摘する一方で、多国間主義には言及せず、自国第一主義を掲げるトランプ政権と国際社会との立場の違いが改めて浮き彫りになりました。