サハラ砂漠南のサヘル地域 治安悪化進む マリでは95人殺害 #nhk_news https://t.co/Bo0QZ8aPiX
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年6月11日
マリでは北部を中心に国際テロ組織アルカイダにつながるイスラム過激派の武装グループが活動を活発化させていて、政府軍や国連の平和維持部隊への攻撃が相次いでいます。
こうした中で9日から10日にかけて、武装グループが中部の村を襲撃し、現地からの報道では少なくとも95人が殺害されました。過激派を支援しているとされる住民と、政府軍に協力する住民との間の対立の深まりが襲撃の理由とみられています。
また、隣国のブルキナファソでは、イスラム過激派とみられる武装グループが北部の町を襲撃し、現地からの報道では住民19人が殺害されました。
アフリカのサハラ砂漠の南側に広がるサヘル地域は、地球温暖化の影響で砂漠化がさらに進み、農業や遊牧に深刻な影響が出ていて、生活に行き詰まって過激派グループに加わる若者も後を絶たず、治安の悪化が進んでいます。