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上皇后さまは、令和の代を迎えても問題解決、すなわち破談へと導くためのご説得を、全く諦めてはおられません。むしろ、激務だったご公務から解き放たれてお時間ができた分、そうした作業を本格的に始めようとなさるかのようなご意思すら窺えるのです」

 そう明かすのは、御所の事情に通じる関係者である。

「ご夫妻は最近、ようやく落ち着かれたご様子で、上皇さまはしばしば皇居内の生物学研究所へも足を運ばれています。そんな上皇さまのご健康を気にかけられながらも、上皇后さまはやはり、大切な初孫である眞子さまの将来を強く案じておられるのです」

 実際に上皇后さまは、周囲に以下のように漏らされ、意見を求められているというのだ。

〈小室さんがこの先、現地で弁護士になるための試験を受けて合格したとして、本当に生活していけるのでしょうか〉

 さらには、このまま「婚約内定取り消し」という結論に至らない場合も想定なさっていて、

〈二人の結婚について現実的に考えた時、眞子は日本ではなく(小室さんの足場がある)アメリカで一緒に住むことになるかもしれません。ですが、そのお相手が、現地では生活力が決して高くないという状況になってしまう。そういう暮らしが、果たして成り立つのでしょうか〉――。

 この関係者が続けて、

「これまで上皇后さまは、こうしたお気持ちを、繰り返し秋篠宮殿下を通じて眞子さまにお伝えし、時にはご自身で眞子さまにお話ししてこられたといいます。ところが眞子さまは、そのようなお言葉に触れたところで、お考えを変えられることは全くなく、もっぱら得心のいかないようなご様子だったというのです」

 眞子さまのお気持ちはすでに“突き進んで”しまっていて、上皇后さまのお考えとは180度異なる方向にあるという。それでも、

上皇后さまは現在、根気強く眞子さまを諭すという、いわば『重大公務』を帯びられ、お気持ちが漲っておられると拝察いたします」(同)

 というのだ。

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