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オーストラリアでは、公共放送ABCが、国防省の機密文書をもとに、アフガニスタンに派遣された兵士が民間人を殺害したなどと報道し、ことし6月、情報が漏えいした疑いで連邦警察の捜索を受けました。

これを受けて議会両院の合同委員会は、警察や情報機関が報道の自由に与える影響について調査を始め、14日、首都キャンベラで公聴会が開かれました。

このなかで、情報機関の幹部が証言し、「ジャーナリズムは、外国による諜報活動の理想的な隠れみのになりうる。外国の諜報員が部外秘の情報や高官に接するため、記者をリクルートしようとしたという報告もある」として、報道機関の取材活動が外国の諜報員に利用されているとの認識を示しました。

そのうえで、機密情報の漏えいに関する捜査対象について、「報道機関や記者を除外することは、外国の諜報活動の開拓を招き、脅威が増すことになる」として報道機関や記者も捜査対象から外すべきではないとの考えを示唆しました。

委員会では、ことし10月までに調査結果をまとめ、議会に報告することになっています。

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