オーストラリア出身の枢機卿 児童に性的虐待の裁判で控訴棄却 #nhk_news https://t.co/osUlTDpwgT
— NHKニュース (@nhk_news) August 21, 2019
ローマ法王庁の財務長官を務めていたジョージ・ペル枢機卿(78)は、メルボルンで大司教を務めていた1996年から翌年にかけて、聖歌隊の男子児童2人に対し性的な行為を強要したなどとして、性的虐待の罪に問われました。
1審で懲役6年の有罪判決が言い渡されたのに対し、ペル枢機卿は無罪を主張して控訴していました。
21日、メルボルンの高等裁判所で2審の判決の言い渡しが行われ、裁判所は、「被害者の証言や当時の状況に疑わしい要素はない」などとして1審の判決を支持し、控訴を退けました。
地元の当局によりますと、ペル枢機卿は、高齢のため、判決が確定すれば事実上の禁錮刑となる見通しで、今後、最高裁判所に上告するかどうか検討するものとみられます。