米「宇宙統合軍」発足 中ロによる宇宙の軍事利用に対抗 #nhk_news https://t.co/wpmmNALT4c
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年8月29日
トランプ大統領は29日、ホワイトハウスで宇宙に関連する任務を統括するアメリカ軍の新たな組織、宇宙統合軍の発足式に出席しました。
この中で「敵国が新たな技術を使ってアメリカの衛星を標的にしている。宇宙で軍事作戦を行うことは、アメリカに向けて発射されたミサイルを探知し、破壊するためにも非常に重要だ」と述べ、名指しは避けながらも、宇宙の軍事利用を進める中国やロシアに対抗する姿勢を示しました。
宇宙統合軍は空軍や海軍など複数の軍の機能を組み合わせた11番目の統合軍で、弾道ミサイルの警戒や人工衛星の運用、宇宙空間の監視活動などにあたることになっています。
トランプ政権は宇宙統合軍をベースに、来年までに陸軍や海軍などと同格となる「宇宙軍」を創設する方針を打ち出しています。
しかし宇宙軍の創設をめぐっては、アメリカ国内で財政上の理由などから慎重な意見が出ているほか、宇宙空間での軍拡競争が本格化することも懸念されています。
大型ハリケーン 来週前半に米フロリダ州上陸か 非常事態宣言 #nhk_news https://t.co/S1sHQYhfXT
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年8月29日
アメリカの気象当局によりますと、ハリケーン「ドリアン」は、現地時間29日午後5時の時点で大西洋の海上を北西に進んでいて、来週前半には5段階のうち上から2番目に強い「カテゴリー4」に発達して、南部フロリダ州に上陸する見通しです。
気象当局によりますと、カテゴリー4のハリケーンは、住宅や建物に壊滅的な被害をもたらしたり、多くの木や電柱をなぎ倒したりするおそれがあるということです。
大型のハリケーンがアメリカに上陸するとの見通しを受けて、トランプ大統領は「われわれの最優先事項はハリケーンの進路に住んでいる人たちの安全だ」と述べ、対応にあたるため予定していたポーランドへの訪問を延期すると発表しました。
フロリダ州では去年も大型のハリケーンが上陸し、住宅が倒壊するなど甚大な被害が出ていて、州は非常事態宣言を出して早めの避難を呼びかけています。
また、避難できない住民には、少なくとも1週間分の食料や水などを備蓄するよう求めています。
元FBI長官 メモ提供は規則違反 米司法省報告書 #nhk_news https://t.co/MHaKgdO1t2
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年8月30日
FBIの長官だったコミー氏はロシア疑惑を捜査していた当時、トランプ大統領から捜査対象の元側近について、「この件は放っておいてほしい」などと言われた会話のメモを友人に提供して公表し、司法妨害をうかがわせるとして注目されましたが、トランプ大統領は「機密情報を漏らしたもので違法だ」と主張し、調査を求めていました。
これについて司法省の監察官は29日、調査結果をまとめた79ページの報告書を公表しました。報告書は、コミー氏が機密指定された情報を報道機関などに提供した証拠は見つからなかったと指摘し、司法省は起訴をしなかったと明らかにしました。
一方で、メモはコミー氏個人のものではなく、FBIの文書だとし、公文書の適切な保管を定めた司法省とFBIの規則違反に当たると結論づけました。
これについてトランプ大統領は早速ツイッターに「この報告書のように激しく非難された人はいないだろう」と書き込み批判していますが、アメリカメディアはトランプ大統領の主張が認められたわけではないと指摘しています。