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イランの国営メディアは、31日、イランのアラグチ外務次官のインタビュー記事を掲載しました。

この中で、アラグチ次官は、今月フランスで行われたアメリカのトランプ大統領マクロン大統領との会談に言及し「会談では、アメリカ側がイラン産原油の取り引きにいささか柔軟性を示した。最大限の圧力をかけるというアメリカの政策の破綻であり、最大限の抵抗を示すというイランの政策による成功だ」と述べ、アメリカ側の姿勢に変化がみられるという認識を示しました。

ただ、詳細は明らかにしませんでした。

イランをめぐっては、アメリカのトランプ大統領が状況次第でイランのロウハニ大統領との会談に応じる意向を示していますが、イラン側は、対話は、イラン産原油の禁輸措置など、アメリカによる経済制裁の解除が前提だとしています。

イランの外務次官の今回の発言はアメリカのイラン産原油に関する姿勢を前向きにとらえたものであり、今後、両国の溝が埋まり、対話が進むのか注目されます。

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