イラン外務次官 “制裁解除ならウラン20%濃縮 撤回可能” #nhk_news https://t.co/unU3uh78Wm
— NHKニュース (@nhk_news) 2021年1月6日
イランのアラグチ外務次官は6日、核合意を大幅に逸脱する濃縮度20%のウランの製造を開始してから、外国メディアとして初めてNHKとの単独インタビューに応じました。
この中で、アラグチ次官は、アメリカによる制裁について、「イラン国民は制裁に苦しんできた。外交官として制裁を解除するため、1分たりともむだにするつもりはない」と述べ差し迫った外交の課題であることを強調しました。
そのうえでアラグチ次官は「制裁が解除され、核合意による恩恵が得られるのであれば、イランは合意を守り、20%のウラン濃縮は、容易かつ直ちに撤回できる」と述べ、各国とのビジネスを正常化できるよう、アメリカに速やかな制裁解除を求めました。
ただ、トランプ政権のもと、3年前に離脱したアメリカの核合意への復帰について「心から望んでいるものでも、もろ手を挙げて歓迎するものでもない。あくまでアメリカが判断することだ。新政権がどのような形で核合意に復帰し、義務を果たすのかを見守りたい」と述べ、バイデン次期政権の今後の対応を注視する考えを示しました。
#中東