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アメリカとイランの間では、イラン核合意の立て直しに向けて今月上旬から、EUヨーロッパ連合の仲介で間接協議が進められていて、オーストリアの首都ウィーンでは20日、関係国による全体会合が開かれました。

会合のあとイラン交渉団トップのアラグチ外務次官は、NHKの取材に対して、関係国が妥結に向けて草案の作成に着手し、互いの案を示しあっている状況だと説明しました。

そのうえで「互いの意見を近づけようとしている。正しい方向に向かっているが、さらに前進させる必要がある」と述べ、アメリカによる制裁の解除などをめぐり対立点が残っているという認識を示しました。

また、EUの代表は「さらなる努力が必要だ」としていて、各国の代表団は、いったん、本国に戻ったあと、来週ウィーンで協議を再開する予定です。

イランのロウハニ大統領は「協議は60%から70%まで進展していて、アメリカ側が誠意を持って対応すれば、短期間で結果が得られるだろう」と述べていて、今後、アメリカとイランが妥協点を見いだせるかが焦点です。

アメリ国務省のプライス報道官は20日の記者会見で、イラン核合意の立て直しに向けた協議について「前向きなものであり、いくつかの進展はあったが、この先にはまだ長い道のりが残ってる」と述べました。

また、イランのロウハニ大統領が「協議は60%から70%まで進展している」と述べたことについて「現段階ではおそらく、後ろにある道よりも、前にある道のほうが長いだろう」と述べ、協議はまだ半分も進展していないという認識を示しました。

そのうえで、イランがアメリカに対し、すべての制裁の解除を求めていることについて「われわれが常に言っているのは、一方的な譲歩をするつもりはないということだ」と述べ、イラン側の歩み寄りが必要だという考えを強調しました。

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