https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

スウェーデンの16歳の活動家、グレタ・トゥーンベリさんは、今月23日にニューヨークで開かれた国連の温暖化対策サミットで、各国の指導者を前に演説し、大人たちが温暖化の危機を見過ごしてきたとして厳しく非難しました。

グレタさんの演説は大きく注目を集めた一方で、アメリカのテレビ番組の出演者が「精神的に病んでいる」と発言したほか、ツイッターでは「大人に利用されている」などといった投稿が相次いでいて、みずからの主張とは関係のない攻撃や批判にさらされています。

こうした状況について、グレタさんはツイッター「また始まった。敵意を持つ人たちは私の容姿や服装、態度や個性を取り上げ大騒ぎしている」と、こうした攻撃や批判は、論点のすり替えだと指摘しました。

そのうえで「なぜ、科学を知ってもらいたいと訴える子どもたちを、大人たちがばかにしたり脅したりするのか理解できない。私たちのことが怖くてしかたがないのでしょう。でも、彼らに気を取られて時間をむだにしないで」と投稿し、温暖化対策を求める活動の輪をさらに広げる決意を示しました。

科学の間違いを正すことが地球人類にとっての課題だから。

トランプ大統領をめぐっては、ウクライナのゼレンスキー大統領に対し、軍事支援の停止をちらつかせながら、野党・民主党の有力な大統領候補、バイデン前副大統領に関連する調査に協力するよう圧力をかけたとされる疑惑が持ち上がっていて、民主党は24日、トランプ大統領の弾劾に向けた調査に着手すると発表しました。

これに対し、ホワイトハウスは25日、ことし7月に行われたゼレンスキー大統領との電話会談の記録を公表しました。

このなかでトランプ大統領は、バイデン氏の息子が関わる汚職の捜査をめぐり、「バイデン氏がウクライナ側の捜査を止めたことについて多くの人が関心を持っている」としたうえで「調べてもらえるとありがたい」と述べています。

これに対しゼレンスキー大統領は「誠意を取り戻す上で重要な案件で、調査に取り組みたい」と述べており、トランプ大統領がバイデン氏の調査を働きかけ、ゼレンスキー大統領がそれに応じるやり取りが記されています。

さらに、トランプ大統領が、バー司法長官や、顧問弁護士を務めるジュリアーニ氏を通じてウクライナ側に情報を提供する意向を伝えていたことも記録されています。

トランプ大統領としては、電話記録をあえて公表することで弾劾に値する問題ではないと強調するねらいがあるとみられますが、民主党側が追及を強めるのは確実で、来年の大統領選挙に向けて攻防が激しさを増しそうです。

トランプ大統領は訪問先のニューヨークで記者団の質問に答え、ウクライナの大統領は圧力など全くなかったと言っている」と述べました。

そのうえで「これはアメリカ史上最大の魔女狩りで、不名誉なことだ。電話での会話の内容を公開したが友好的なもので圧力などなかった。問題は腐敗したフェイクニュースだ」と述べて、ウクライナのゼレンスキー大統領に圧力をかけたという疑惑を全面的に否定しました。

議会下院で情報委員長を務める野党・民主党のシフ議員は25日、記者会見し「多くの人が想像していたよりもはるかにひどい内容にショックを受けた」と述べ、トランプ大統領が、ウクライナに対し、バイデン氏に関する調査に協力するよう圧力をかけたことは明白だとの認識を示しました。

そのうえで「弾劾につながる可能性がある強力な証拠だ」と述べ、今回の電話会談の内容を告発した情報機関の当局者を議会に招いて追及する考えを改めて示しました。

一方、共和党の重鎮、グラム上院議員「経緯を調べるようトランプ大統領が求めることは全く問題にならない」と指摘したうえで「このような電話会談で大統領を弾劾するのは常軌を逸している」と述べ、追及を強める民主党を批判しました。

この問題をめぐって野党・民主党は、トランプ大統領が、ウクライナへの軍事支援と引き換えに、バイデン前副大統領をめぐる調査に協力するようウクライナ側に圧力をかけたのではないかと主張しています。

公表された7月の電話会談の記録によると、トランプ大統領は、アメリカはウクライナのために多くの努力と時間を費やしている。必ずしもその見返りを求めているわけではないが、アメリカはウクライナにとても良くしている」と述べ、アメリカ政府の貢献を強調しています。

これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は「防衛分野におけるアメリカからの多大な支援に感謝をしたい」と応じています。

この直後、トランプ大統領「一つ、頼みがある」と述べ、バイデン前副大統領をめぐる調査の話を切り出します。

そして、バイデン氏の息子が関わる汚職の捜査をめぐり「バイデン氏がウクライナ側の捜査を止めたことについて多くの人が関心を持っている」としたうえで、「調べてもらえるとありがたい」と述べています。

これに対しゼレンスキー大統領は「誠意を取り戻す上で重要な案件で、調査に取り組みたい」と応じたうえで「調査を進めていくために必要な追加の情報を提供していただければ助かる」と述べ、アメリカ側に情報提供を求めています。

このあとトランプ大統領バー司法長官や、顧問弁護士を務めるジュリアーニ氏を通じて情報を提供する意向を伝えたうえでホワイトハウスに来たければ、いつでも連絡をしてくれ」と述べ、ゼレンスキー大統領をホワイトハウスに招待する意向を示しました。

ウクライナにバイデン氏に関連する調査に協力するよう圧力をかけたとされる問題が持ち上がる中、トランプ大統領は25日、ニューヨークで、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談しました。

会談の冒頭、トランプ大統領はゼレンスキー大統領に対し、圧力は全くかけていないと重ねて強調したうえで、バイデン氏の息子をめぐる疑惑を念頭に「ゼレンスキー大統領には、汚職を止めるために闘ってほしい」と述べました。

一方、ゼレンスキー大統領は、トランプ大統領から圧力を受けたかと記者から問われると「私はアメリカの大統領選挙戦に関わりたくない。とても良い電話会談であり、誰からも圧力を受けていないと思う」と述べました。

トランプ大統領は25日午後、日本時間の26日、ニューヨークで記者会見し「何の圧力もなかった。大きなでっち上げだ」と述べ、疑惑を改めて否定しました。

そのうえで「透明性はバイデン氏とその息子がウクライナや中国から大金を得たことについても向けられるべきだ」と述べ、バイデン氏と息子をめぐる疑惑についても真相を明らかにすべきだという考えを強調しました。

トランプ大統領としては、電話の記録をあえて公表することで弾劾に値する問題ではないと強調するねらいがあるとみられますが、民主党側が追及を強めるのは確実で、来年の大統領選挙に向けて攻防が激しさを増しそうです。

電話記録の公表を受けて、民主党のバイデン前副大統領は25日、声明を発表しました。

このなかでバイデン氏は、「記録によってトランプ大統領が、政敵を中傷するためにウクライナのゼレンスキー大統領に頼み込んでいたことが明らかになった。共和党の問題でも民主党の問題でもなく、国の安全保障の問題だ」と指摘しました。

そして「議会は事実を追求し大統領に説明責任を負わせるべく迅速に行動しなければならない」と訴えたうえで、「私も、大統領がどのように私の家族に対して権力を乱用したかではなく、大統領がいかにアメリカの家族たちに背を向けたかに焦点を当てて運動を続けていく」と強調しました。

この中でトランプ大統領は、ウクライナの大統領に圧力をかけたとされる疑惑について、「ウクライナの大統領が言ったとおり何の圧力もなかった。大きなでっち上げだ」と述べ、疑惑を改めて否定しました。

そのうえで今回の疑惑の発端となった情報提供者による告発文を議会に送ったことを明らかにするとともに、透明性の確保を強調し、真相の究明に協力する姿勢を示しました。

一方でトランプ大統領は「透明性は民主党のバイデン前副大統領とその息子がウクライナや中国から大金を得たことについても向けられるべきだ」と述べ、バイデン前副大統領と息子をめぐる疑惑についても真相を明らかにすべきだという考えを強調しました。

またトランプ大統領民主党は、国連総会に合わせてでっち上げを仕掛けてきた。魔女狩りが続いている」などと述べ、弾劾に向けた調査に踏み切った民主党を激しく非難しました。そして「メディアは国連の会合を取材していない」などと述べ、弾劾に向けた動きを大きなニュースとして取り上げているメディアに強い不満を表明しました。