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トランプ大統領民主党の有力な大統領候補のバイデン前副大統領に不利な情報を得るため、ウクライナに圧力をかけたとされる疑惑で、大統領の弾劾に向けた調査を進めている議会下院は疑惑の発端となった政府内の告発者への聞き取りを検討するなど追及を強めています。

こうした中、アメリカの主要メディアは6日、情報機関に所属する別の政府職員内部告発のため、新たに情報機関の監察官接触したと伝えています。

最初の告発は問題となっているトランプ大統領ウクライナの大統領との電話会談の情報を他人を介して間接的に得たものでしたが、新たな告発者は電話会談の内容を直接知っているとされています。

アメリカ議会では今週、元ウクライナ大使の証言などが予定され、民主党が追及を強めているのに対し、トランプ大統領は徹底抗戦の構えで、来年の大統領選挙に向けて対立は一段と激しくなりそうです。