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オープンカーは天皇陛下が皇后さまとともに広く国民に即位を披露し祝福を受けられる今月22日のパレード「祝賀御列(おんれつ)の儀」に向けて政府が新たに調達したものです。

これまで写真では公開されていましたが、7日は皇居で先月下旬の納車後、初めて報道陣に公開されました。

オープンカーはトヨタ自動車の「センチュリー」を特別に改造して屋根を取り払うなどしたもので、車体の全長は5メートル余りで幅は2メートル近くあります。

後部座席は前方の座席より4センチほど高くなっているほか、両陛下の姿が沿道からよく見えるよう、背もたれの角度は25度に固定されています。

車体は何度も塗装を重ねて市販のものより光沢が出されているほか、屋根がなくても車体の強度が損なわれないよう、床などに補強材が入れられているということです。

オープンカーはパレードの当日、初めて皇居外の公道を走ることになっていて、現在は本番に向けてドライバーの習熟訓練が重ねられているということです。

今月22日には天皇陛下が即位を内外に宣言される儀式「即位礼正殿の儀(そくいれい せいでんのぎ)」や、天皇陛下の即位を祝う祝賀パレード「祝賀御列の儀(しゅくがおんれつのぎ)」などが行われ、200近い国の首脳や要人が訪れます。

7日、警視庁では警備部門の担当者ら、およそ250人を集めた会議が開かれ、三浦正充警視総監が「儀式はおよそ30年ぶりに執り行われる国家的重要行事で、極めて高い密度の警備が求められる。国民や外国の方々にも理解が得られるようスマートで行き届いた応接に徹してほしい」と訓示しました。

警視庁は期間中、警視総監をトップとする「最高警備本部」を立ち上げ、全国の警察から集めた特別派遣部隊も編成し、最大の態勢で警備にあたる方針です。

警視庁が特別派遣部隊を受け入れるのは平成5年に行われた今の天皇皇后両陛下のご成婚パレード以来、26年ぶりです。

皇居や赤坂御用地、大使館や宿泊施設の周辺で警戒を強化し、車両の検問を行うほか、不審なドローンの警戒にあたる専門部隊や、テロなどが起きた際に銃器で対応する部隊を増強する方針です。

パレードでは祝福に訪れる人たちのブースを設けて手荷物検査を行い、厳重な警備にあたることにしています。

今月22日に行われる「即位礼正殿の儀」は「即位の礼」の中心となる儀式で、天皇陛下は国内外からの参列者を前に、即位を内外に宣言されます。

この儀式には195か国の元首などを招待していて、王室のある国からは多くの王族の来日が見込まれています。

このため両陛下は儀式の翌日、今月23日の午後、お住まいの赤坂御所に王族たちを招き、茶会を催されることになりました。

茶会は皇族方も出席されて1時間ほど開かれる予定で、両陛下は儀式に参列した王族たちとことばを交わし、寄せられた祝意に対して感謝の気持ちを伝えられるということです。

上皇さまの即位に伴う前回、平成2年には「即位礼正殿の儀」の翌日、園遊会が開かれて参列者と交流の機会が設けられました。

しかし今回は一連の行事を検討する中で園遊会は開催されないことになり、皇室と外国の王族との親しい関係性などを踏まえて、両陛下主催の茶会が催されることになったということです。

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