https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

自動車メーカーなどで作る中国自動車工業協会の発表によりますと、中国の先月の新車の販売台数は227万1000台と去年の同じ月よりも5.2%減少しました。

減少幅は前の月よりも1.7ポイント縮小したものの、15か月連続の前年割れとなりました。

中国政府は、渋滞や大気汚染対策として大都市で実施されているナンバープレートの交付枚数の制限を緩和するなどして新車の販売促進策を導入していますが、今のところ効果は表れていません。

また、電気自動車やプラグインハイブリッド車など新エネルギー車の販売台数は、去年の同じ月よりも34.2%減少し、大幅な落ち込みとなりました。

新エネルギー車の販売落ち込みは中国政府が購入補助金を大幅に削減したことが原因で、縮小が続く中国の新車市場は回復の決め手を欠く状況が続いています。

中国の税関当局が14日に発表した先月の貿易統計によりますと、輸出と輸入を合わせたアメリカとの貿易額は470億ドル余りと、去年の同じ月に比べて21%減少しました。

このうちアメリカへの輸出がマイナス22%、アメリカからの輸入がマイナス16%と、いずれも大幅な減少となりました。

これは、米中両国が先月1日、互いの輸入品を対象に同時に発動した関税を上乗せする措置による影響が表れたものとみられます。

一方、トランプ大統領が問題視する中国のアメリカに対する貿易黒字は258億8000万ドルと、去年の同じ月より24%縮小したものの依然として高い水準が続いています。

中国は、先週ワシントンで行われたアメリカとの閣僚級の貿易交渉でアメリカ産の農産品の輸入拡大に合意しており、輸入量が今後どこまで増えるかに関心が集まっています。

d1021.hatenadiary.jp