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宮内庁によりますと、上皇后さまは上皇さまとともに、天皇皇后両陛下が皇位継承後、務めを滞りなく果たしていることを喜び、22日の「即位礼正殿の儀」なども、つつがなく終えられることを願われている様子だということです。

また、各地で自然災害が発生する中、上皇さまとお二人で被災地の様子を常に案じ、広域にわたって同時に多くの河川が氾濫した台風19号による甚大な被害については、これまでにない災害の形態であると感じ、心を痛められているということです。

上皇后さまは、上皇さまの退位後、白内障乳がんの手術を相次いで受けましたが、その後も上皇さまとの生活を大切にし、早朝の散策や3度の食事を毎回、上皇さまとともにするなど、穏やかな日々を送られているということです。

一方で、皇位継承に伴う天皇ご一家とのお住まいの入れ代わりを今年度中に行う方向で、荷物の整理などに取り組まれているということです。

20日は、上皇后さまの誕生日の祝賀行事が予定されていましたが、台風19号による災害の発生を受けてすべて取りやめられています。

上皇后さまの誕生日にあたって、宮内庁は、上皇ご夫妻が、天皇陛下の即位に伴う儀式を撮影した写真のアルバムをご覧になる映像を公開しました。

映像には、上皇ご夫妻が、ことし5月の「即位後朝見の儀」や一般参賀に臨まれる天皇皇后両陛下の様子を見ながら、にこやかに歓談されている様子が映されています。

また、ことし8月、静養先の群馬県で、上皇后さまが、世界を代表するフルート奏者との合奏でピアノの演奏を披露される様子の映像も合わせて公開されました。

上皇ご夫妻は、上皇さまの退位のあと、原則すべての公務を天皇皇后両陛下に引き継ぎ、皇居にあるお住まいで、仮住まい先への引っ越しに向けた準備などにあたられています。

上皇さまの退位後、5月初めには天皇陛下の即位に伴う儀式や一般参賀が行われましたが、上皇ご夫妻は、テレビを通じて見守り、両陛下が儀式や行事を無事に終えられたことを喜ばれていたということです。

6月上旬には、上皇さまの在位中、時間的な余裕がなく積み残しとなっていた退位に関する儀式に臨まれました。

東京・八王子市にある大正天皇陵に参拝したのに続き、上皇さまの退位後初めての地方訪問で、京都市にある孝明天皇陵と明治天皇陵に参拝し、一連の儀式をすべて終えられました。

上皇ご夫妻は、皇位継承のあとも、日課としている早朝の散策を続けるなど、規則正しい生活を送られています。

上皇さまは、週に3回程度、皇居にある生物学の研究所に通い、これまで通り魚類に関する研究も続けられています。

そうした中で、上皇ご夫妻は、天皇ご一家とのお住まいの入れ代わりに向けて、皇居にある吹上仙洞御所から東京・港区の仮住まい先に移る準備を進められています。

宮内庁によりますと、ご夫妻は、1日も早く両陛下が皇居に移られるのが大事だと考え、今年度中に仮住まい先に移る予定で、荷物の整理や片づけに取り組まれているということです。

こうした合間に、お二人で過ごす穏やかなひとときも持たれています。

7月には、栃木県の那須御用邸で静養し、お二人で腕を組んで散策などを楽しんだほか、8月の長野県軽井沢町での静養の際には、お二人が出会った思い出のテニスコートに足を運ばれました。

また、今月11日には、長女の黒田清子さんが企画して東京都内で開かれた鳥類の図鑑の特別展を訪れ、黒田さんの説明を受けながら展示を見て回られました。

一方で、皇位継承後、上皇后さまが相次いで手術を受けられたり、上皇さまが一時的に体調を崩されたりする出来事もありました。

上皇后さまは、6月に、2回に分けて両目の白内障の手術を受けたほか、先月には、東大病院で早期の乳がんの摘出手術を受けられました。

宮内庁によりますと、術後の経過は順調で、病理診断の結果、がんの再発のリスクは非常に低いと判断され、その後は薬の服用によるホルモン療法を受けられています。

また、上皇さまも、7月、一時的に強い脳貧血の症状が出て翌日の日程の一部を延期しましたが、体調は、その後回復されました。

宮内庁の幹部の1人は、「お引っ越しで気がせいていらっしゃると思うが、ご高齢でもあり、まずは体を大事にしながら過ごして頂きたい」としています。

上皇ご夫妻は、台風19号による大雨災害に大変心を痛められていて、今月20日の上皇后さまの85歳の誕生日に予定されていた祝賀行事はすべて取りやめられました。

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