https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

宮内庁の山本長官は24日の定例の記者会見で、22日に「即位礼正殿の儀」などの即位に伴う儀式が行われたことについて「大切な儀式が、つつがなく執り行われたのではないかと思う。引き続き、儀式や行事が密な日程の中で行われていくので、気を引き締めて対応して参りたい」と述べました。

悪天候の中での儀式となったことについては、「午前中の儀式の際もずいぶん吹き荒れていて心配したが、『即位礼正殿の儀』では、いっとき、空の色が明るくなってよかった」としたうえで、「台風19号のあと、雨もようの日が続く中、天皇皇后両陛下は、被災地への心配を強く持ちながら、儀式のリハーサルや準備に臨まれていた、と聞いている」と話しました。

そして、天皇陛下が「即位礼正殿の儀」で、「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添いながらつとめを果たす」などと述べられたおことばについて、受け止めを尋ねられると「内外に即位されたことと決意を述べられたもので、あのおことばの中に、すべてが込められている。あのことばを基本に、ご公務に取り組み、国民に向き合っていかれるのだと思う」と述べました。

「命のビザ」で知られる杉原千畝は、外交官としてリトアニアに駐在していた時、ナチス・ドイツの迫害から逃れるユダヤ人のために、日本政府の指示に背いてビザを発給し、数千人の命を救ったと言われています。

24日は岐阜県八百津町にある杉原千畝の記念館を、天皇陛下が即位を宣言される式典に合わせて来日した、リトアニアのナウセーダ大統領が訪れ、千畝の胸像に花を供えた後、大統領の「すべての人々に平和と調和を」というメッセージを刻んだプレートが披露されました。

このあとナウセーダ大統領は「勇気を持って危険と対じし、数千人の命を救った。リトアニア人と日本人が、これからも友好と協力を深めていけるよう祈っている」と述べ、最後は日本語で「皆さんを愛しています」と締めくくりました。

参加した70代の女性は「心のこもったいい式でした。杉原千畝のしたことは、人道的な意味ですごいことだと思います」と話していました。

来年は杉原千畝の生誕120年「命のビザ」発給から80年の節目を迎え、岐阜県リトアニアとの交流をさらに深めたいとしています。

杉原千畝の記念館を訪れたあと、リトアニアのナウセーダ大統領は、岐阜市で記者会見し、「温かく歓迎してもらった。式典への参加は有意義なものだった」と振り返りました。

また来年の「命のビザ」発給80周年を記念して、リトアニアカウナス杉原千畝の像を建てることを明らかにしたうえで、「多くの命を救った杉原千畝の決断は、心のこもったものだ。しかし、リトアニアでは、まだ広く知られていないので、必ず彼の功績を広めていく」と抱負を述べました。

d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp
d1021.hatenadiary.jp

#天皇家