プーチン大統領 アフリカ各国首脳に軍事協力拡大呼びかけ #nhk_news https://t.co/5bbrXNRQvM
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年10月24日
ロシア政府は24日、ロシア南部のソチで、アフリカの54か国すべての代表が一堂に会する首脳会議を初めて開きました。
この中でプーチン大統領は「残念なことに、アフリカの多くの地域で、国家間あるいは民族間の紛争が解決されず、深刻な危機が続いている」と述べました。
そのうえで「われわれはすでにアフリカの30か国以上と軍事協力協定を結び、さまざまな武器を供給している」と述べ、政府軍の戦闘能力を強化するためロシアとの軍事協力を拡大するよう呼びかけました。
経済力で中国に遅れをとるロシアは、アフリカで各国の政府と軍事協定を結んで武器を供給するほか、政府軍の兵士を訓練するなど、軍事的な結び付きを強めることで経済権益を獲得する足がかりにしたいものとみられます。
今回の首脳会議に合わせて開かれたロシアとアフリカの経済会議の会場の一角には、ロシア製の自動小銃や砲弾などが展示されました。
アフリカ南部のジンバブエから訪れた参加者は「ロシア製の武器はカラシニコフ銃を筆頭に非常に優秀です。ロシアとは軍事以外にもさまざまな分野で協力が可能だと思う」と話していました。
Russia to expand military cooperation with Africa https://t.co/nFQBuT5VFg
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2019年10月24日
